墓前にて
少し前、子供達の春休みを利用して
私と子供2人と実父の4人という摩訶不思議なメンバーで山梨へ旅行に行った。
何故山梨かというと母方の祖母のお墓があるから。って実子の母はどーした。
ま、それはおいおい。
お墓参りを無事に済ませ、丁度昼時だったので名物のほうとうでも〜☆って考えてたら娘からまさかの「ガスト」コール。
へ❓一泊旅行のこの貴重な一食にガスト選択しちゃう❓自宅の直ぐ側にもあるあのガストに❓
家にいるときは「ガスト行きたい」なんて言わないのにね。
実父はよし来た‼️とばかりに孫娘のオーダーを遂行。何でも大風呂敷の実父にこれまた乗せられて、車買い替えたよ〜っつってたのに、実は会社でリースしてたセレナに乗り込んで。
未だ父の言葉を真に受けてしまう33歳の春。
「旅行なんだから好きなもの食べなさい」って。ガストでなくても‥
子供ら、何を注文したか忘れたけど、二進も三進も箸が進まない。あんな即答でガスト熱望したのに。ほうとう諦めたのに‼️メニュー選んでる時の熱意は何処へ行った⁉️
思い起こす事30分前。
墓前にて、何事も大盤振る舞いが癖の父が並べた供え物を頬張る子供ら2人。
祖母のお墓は山間にあり、カラスが集まってしまうので供え物は置いて帰らない決まりがある。
お墓に行く前に近くのスーパーで父が買い揃えたのは、デッカいバナナ、イチゴ、ドライフルーツ←なんで‼️ 、和菓子(生)、歌舞伎揚←これは仏壇でいいんじゃないかい❓ペットボトルのお茶。
を、墓前にて全て開封。頬張る子供ら2人。
大体食べ尽くしてた。今が一番お腹空いてる時間だものね。
そりゃガストで料理目の前に、子供らも目が泳ぐよね。 自分の胃袋の調子なんてまだわからんもんね。
と言うわけで、旅行最初の食事は失敗に終わる。
参鶏湯
産後の女性や貧血体質の方にもってこいの参鶏湯
スーパーでたまに売ってる鶏ガラを使用。
今回は鶏ちゃんにロングネックが付いたままで。
ちょれーつって鍋に投入。
皮を剥いただけのニンニクや、棗、もち米。
クコの実や栗なんかも入れたかったけど買い置きが無かったので省略。
代わりにってば何だけど、蒸し大豆を作ろうと水で戻しておいた大豆も2掴み。
それから本来は何処で使うのか、お洒落キッチン目的で買った乾燥ポルチーニを此処ぞとばかりに2掴み入れてみた。
味付けは焼酎仕立てのみりんと醤油を少し。
後は丁寧に灰汁を取りながらコトコトと弱火で1時間。
実際は子供達とトランプをやりながら片手間で1時間。
本来は2、3日弱火でじっくり煮込んで作る物なので、1時間で、しかも有り合わせで仕上げた時点で出来映え点は想像がつく。
母譲りの行き当たりバッタリ、やっつけ料理。
ひと昔前、ブームに乗っかって買ったティーマのシリアルボウルに盛り付け、なぜか刻み海苔を申し訳なさ程度に振りかけ、子供らに出す。
子供達、悶絶。 悪い方のね。
長女四年生「醤油と生卵で本来の味を抹殺」
長男年少 「トランプで遊び始める」
さて、もう直ぐ帰宅の相方はどんな反応かなぁ☆