武士は食わねど高楊枝

家族との日常を綴る

足して2で割る

今日は娘の小学校の懇談会だった


担任の先生は50代のベテラン男性教師。

話も面白く、こちらが聞きたい事も大方わかって話を進めてくれるので、こちらも自然と先生の話に集中し、レジュメにメモを熱心にとる。


先生の話が夏休みの宿題に及んだ時、私の状況は一変する。


理科の宿題で『夏の星座の観察があります』


とな‼️


あぁ〜〜思い出す。

かれこれ20数年前、私たち姉妹が幼い頃にもそれはありました。まだあるんだぁ星の観察。


あの頃の記憶が頭を駆け巡り、私を切なくさせる。

もうその後の先生の話は私の耳には入る事なく、懇談会は進んでいった。


私とは性格が真反対の姉。

あの夏の夜、それはそれは真面目に星の観察に取り組んでいました。


夏の夜空を見上げて、星座早見表なるものと、方角を合わせて、1時間おきに観察し星座の動きを書き込んでいくもの。

数時間観察を終えると、星座全体が弧を描くように動いていく様子がみてとれる。


とれる、ハズだった。


数回目の観測時間を迎えた夜の8時ごろ、外に出た姉のすすり泣く声が聞こえる。な、泣いてる。


母『どうしたの❓』


姉『曇っちゃって星が見えない』


私『⁉️』


母『次の観測時間に記録したのとさっき記録したのと        

         の間に書き込んでしまいなさい。』


姉『⁉️』     

      『そんな事出来ない』


3つ年下の私は夏休みの宿題に1つも手を付けてないという次元だったし、私なら母のやり方に速攻で従っただろうな。


でも産まれてこの方何事も真面目に取り組み、曲がった事は大嫌い、加えて頑固一徹な姉はそんな提案を微塵も受け付けず、突っぱねた。


ここから姉の悲しみは母の大人あるあるなやり方に対する怒りへと変わっていった。


明日の朝、登校する時に付けていく名札が何故か無くなってしまい『名札が無い』と泣いていた姉。


一方で、名札が毎日付いている事が稀な私。


姉にはもっと肩の力を抜いて生きていって欲しい。


いや、逆にたまには肩に力入れて生きろや!な私。


2人を足して2で割ったら丁度いい塩梅の性格と体型になれただろうね!